2017年9月から刊行をスタートした
「図工のみかた」。
学習指導要領の改訂に合わせて
毎回一つのキーワードについて
先生方に語っていただきました。
記念すべき第一回は
聖心女子大学の水島尚喜先生。
お題はずばり「造形的な見方・考え方」です。
2020年から実施されている学習指導要領では、「資質・能力」が学力の三つの柱に基づいて「知識・技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」という3つで整理されました(どの教科もこの文言になったのです。道徳は除きます)。
じゃあ、教科の違いって何なの?となりますが
その教科の独自性というものが「各教科の見方・考え方」ということになります。
「数学的な見方・考え方」を働かせながら、上の三つの資質・能力を育成するのが算数(や数学)
「造形的な見方・考え方」を働かせながら、上の三つの資質・能力を育成するのが図画工作(や美術)
となるわけです。
と、まあ辞書的には理解できても、具体的に「造形的な見方・考え方」って何なのか、分かりにくいですよね?
それについて水島先生が、子どもの姿を基に語ってくださっています。
この、「図工のみかた」、タブロイド判という特性を生かして、中には両面に印象的な写真が差し込まれています。
この二枚の写真を「造形的な見方・考え方」を働かせて見るとしたら、どんなことに気付くでしょうか?
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